平凡な主婦Aの視点で芸能界ニュースを取り上げてみます。
≪≫
43
新沼謙治、天国に誓い「自立します」
歌手、新沼謙治(55)の妻で7日に肺がんのため62歳で天国に旅立たれたバドミントンの元世界王者、
博江さん(旧姓・湯木)の通夜が17日、東京・大田区の臨海斎場で営まれた。
通夜後に会見した喪主の新沼は、博江さんが遺言状を残していたことを明らかにした。
自身亡き後の家族を気にかけながら病と闘った妻を、「最期の最期まで取り乱すことなく強かった」とねぎらった。
愛妻を亡くして10日。新沼は涙を見せることなく、別れの時を迎えた。
「家族がぐらぐらにならないようにいろんなことが書いてありました」
博江さんが生前、「自立してください」としたためた遺言の存在を明かし、
命日の9月7日について「このような数字は好きではないけど、
『苦しまなくていい、悔いはない』ということでもあると思う」と自らに言い聞かせるように話した。
新沼によると、博江さんは7年前に乳がんを発症。
昨年11月、首にできたしこりが誇大して膿が出るなどし、がんは肝臓に転移。
最後は肺に水がたまり、せき込んだりするなど苦しい様子だったという。
新沼は山形県で公演のため看取ることができなかったが、亡くなる直前だった1回目の公演途中、
博江さんに付き添っていた長女(25)から電話が。
長女が博江さんの枕元に置いた携帯電話越しに「ありがとう」と言い続け、「頑張って」と回復を祈った。
それが愛妻にかけた最後の言葉となった。
「(その後の)2回目の公演はぐしゃぐしゃだった」と新沼。
翌日も公演を行ったが、「日本語の(切ない)歌詞がこんなに響いたことはなかった」と振り返った。
通夜には1200人が参列。
祭壇はバラやカーネーションに加え、バドミントンのシャトルで飾られ、
中央には昨年、博江さんが新沼の仕事先を訪れた際に撮影された笑顔の遺影が。
02年に日本人初の世界バドミントン連盟殿堂入りを果たした記念品の永久杯、
その両隣には75年に優勝した全英OPなどの写真も一緒に飾られ、4度の世界王者に輝いた博江さんの功績をしのばせた。
ゴルフが好きだった故人の遺志にそって、棺の中の博江さんには赤いゴルフウエアを着せた新沼は
「世界王者だけど縁の下の力持ちだった。
行動力がすごくある人。支えでした」と感謝。
「最期の最期まで取り乱すことなく強かった」とたたえ、
「自立します」と天国の愛妻に誓いを立てた。
新沼謙治 ニイヌマケンジ / 定番 歌カラ ベスト3: 嫁にこないか / 津軽恋女 / ヘッドライト 【...
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110918-00000030-sanspo-ent
PR